超高回転型の本製品は一般的な車両駆動用モーターと比較して小型ではあるものの、数倍におよぶ最高回転数を達成している。本製品の実現には回転数のみならず省スペース性や、瞬時の大電流に対応する高放熱構造が必要であり、ニッパツはこれらを満たす最適設計を提案、さらには製造工法を確立することで受注に至った。
ニッパツ開発の高回転モーターは、電動アシストターボチャージャー内でタービンとコンプレッサーの小さな隙間に配置される、両手に乗るサイズだ。アクセルを踏むと同時に高速回転し、瞬時にブースト圧を上昇させることでターボラグのない強烈な加速に貢献する。また駆動だけでなく回生も行なわれる。
